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国が熊本県に計画している川辺川利水事業で、農林水産省が「ダムは水源としない」と国土交通省に通知したことが31日、明らかになった。上流に計画されている川辺川ダムは治水、利水、発電の多目的ダムだが、国交省は利水を外す方向で計画を見直すことになる。

国交省九州地方整備局が1月26日、農水省九州農政局に「利水計画はダムに水源を依存するか」と照会したのに対し、農政局は30日、「ダム水源で利水計画をまとめることはない」と文書で回答した。

九地整の小原恒平局長は31日の記者会見で「農水省と認識が共有でき、大きな節目だ。(ダム建設費のうち)利水分は約4%にすぎず、大きな(計画)変更にはならないだろう」と語った。

国交省は検討機関を設け、川辺川を含む球磨川水系の河川整備基本方針を検討中。ダム問題は基本方針策定後にまとめる河川整備計画で協議し、建設の目的から利水を外す場合は、整備計画策定後、手続きに入る。
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東京都内で開かれていた地中海を含む東大西洋の資源管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」の中間会合は31日、乱獲で資源の減少が続く高級魚クロマグロの2010年までの各国漁獲枠を決定した。日本の10年の漁獲枠は約2175トンで、06年に比べ約23%の削減となる。

刺し身の高級トロなどに使われるクロマグロの総漁獲量は、10年までに段階的に約20%削減し2万5500トンにすることが昨年11月の年次会合で決まっていた。今回の国別の漁獲枠の協議では、シリアやノルウェーなど新規参入国にも漁獲を割り当てたため、既存の漁獲国は一律に23%削減となった。

10年までの日本の漁獲枠は、07年が約2516トン、08年が約2431トン、09年が約2345トン。水産庁は「非常に難しい交渉が妥結し、日本が不当な削減を受けなかった」と今回の決定を評価している。



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